空調設備工事
建物内で快適に過ごすためには、適切な空調設備が不可欠です。
この空調設備のための工事が空調設備工事です。
空調設備工事は、空調機器設備工事と空調配管設備工事に分けられます。
空調機器設備工事においては、省電力・低環境負荷に繋がるECO商品などへの交換もよく行われています。
空調設備を新設する場合には、ビル、工場、一般住宅などの用途、建物の規模、想定人数、温度環境などを考慮して、最適な空調設計を行う必要があります。
また空調設備は、案外目立つため、店舗や出入りの多いビルなどでは、空調機器本体や配管方法などについても意匠性を重視した施工を行う必要があります。
一方、工場などでは、工場内の熱源を考慮した空調能力の設定が必要なことに加えて、保守メンテナンスがしやすい施工が求められます。
主な空調機としては、天井カセット型空調機、天井埋め込み型空調機、壁掛け型空調機、床置き型空調機、ファンコイルユニット、チラーユニットなどがあげられます。
空調機器も適切な維持管理のためには定期的な点検が不可欠です。
月1回の点検から冬季・夏季シーズン前の点検・試運転調整を行うことが望ましいでしょう。
点検メニューとしては、電気的なチェック、ガス圧力、温度測定、フィルター点検、ベルトなどの機械的な点検など、様々なチェック項目があります。
メンテナンスとしては、フィルタークリーニング、エアコン洗浄、空調ガスの補充、クーリングタワーやチラーのメンテナンス等があげられます。
空調機設置工事に伴う様々な配管工事が空調配管設備工事です。
熱電源器(室外機、チラーユニット、クーリングタワーなど)から各部屋の空調機器までの配管を行います。
配管施工には鋼管や銅管などを用いることが多くなります。
主な工事内容としては冷媒配管工事、冷却水配管工事、冷温水配管工事、ガス配管工事、油配管工事などがあげられます。
また空調機設置工事では、温風、および冷風の流路を通していく工事が必要です。
主に亜鉛めっき鋼板でできた円形や角形のダクトを利用します。
ダクトの外側は保温材で断熱を施します。
- 次のページへ:株式会社NTTファシリティーズ鳥取支店
- 前のページへ:株式会社カンキョー
電気工事業者ナビのおすすめ業者一覧はこちら。
- 四国電設工業株式会社 香川県高松市牟礼町原425 電話087-845-2808
- 株式会社ドリームパートナー 神奈川県横浜市磯子区洋光台1丁目1−3 電話0120-320626
- 株式会社ユーホーム 東京都板橋区東新町1丁目22−12 電話03-3955-5967
- 株式会社岩間光熱店 宮城県柴田郡大河原町大谷字末広101−2 電話0224-52-1675
- 東洋防災工業株式会社 徳島県徳島市川内町小松東75−13 電話088-665-8580
今日のお勧め記事 ⇒ 電気工事士について
電気工事を行うためには、電気工事士の資格を持っている必要があります。 電気工事士とは、電気工事士法によって規定されています。 電気工事士法は、「電気工事の作業に従事するものの資格および義務を定め、もって電気工事の災害の発生の防止に寄与することを目的とする」と定められています。 電気工事には危険が伴います。 電気を扱えば、感電や、漏電による火災などのリスクが発生します。 そのため電気に対して専門的な知識や技能を持った人が電気工事を行う必要があるのです。 そこで法律によって、電
当サイトに掲載されている店舗情報、営業時間、などは、記事執筆時の情報です。最新情報はオフィシャルサイトにて確認していただければと思います。